
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.9 須賀川
風流の 初めや奥の 田植歌
ふうりゅうの はじめやおくの たうえうた
huuryuuno hajimeya okuno taue uta
【教秀意訳】
江戸を出発して以来、なんとなく心が急いていましたが、このひなびたところで田 植え歌を聞くと、奥州に入って初めてみちのくの旅の風流を味わったような感じがします 。
The meaning of this haiku
I have been walking on a journey from Edo to the Tohoku region. Finally went into Oshu . And I heard a song of rustic rice planting work. I tasted the elegance of this journey for the first time.
所指的這俳句
我一直在從江戶到東北地區旅行。 終於進入了奧州。 我聽到一首鄉村水稻種植工作的歌。 我第一次品嚐了這次旅程的優雅。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『須賀川』 【No.9】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。


まず、この句は「風流の初め」という表現から始まります。風流とは、江戸時代に流行した美意識のことで、芭蕉が旅行中に出会った様々なものや風景を通じて感じた美意識を表しています。
次に、「奥の田植歌」という言葉が出てきます。奥とは、日本語で「遠くて深い場所」という意味があります。この句では、「奥の」という表現が使われ、奥深い場所で聞かれるような田植えの歌を想像させます。
最後に、「初めや」という言葉が続きます。これは、「はじめに」という意味で、この句が『奥の細道』の冒頭に位置することを表しています。
つまり、この俳句は、風流な美意識に満ちた旅の初めに、奥深い場所で聞かれる田植えの歌に触れた芭蕉の感想を表しています。風景や音楽に対する芭蕉の繊細な感受性が表現されており、彼の俳句の魅力が詰まった作品と言えます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。