
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.11信夫里
早苗とる 手もとや昔 しのぶ摺(り)
さなえとる てもとやむかし しのぶずり
sanae toru temotoya mukasi sinobu zuri
【教秀意訳】
昔、陸奥の国(福島県)信夫群では、忍草を石の上で布にこすりつけて染め物をし たと聞いております。それを「しのぶもじずり」というそうです。早乙女達の田植えの手 つきを見ていますと、なんとなく昔の染め物さばきと重なって思い出されました。
The meaning of this haiku
I hear it in old days when I rub grass against cloth on a stone in state Fukushima Shinobu group and be dyed and got it. It called "Shinobu-zuri" is so. I have remembered somehow old dyed goods when I watched a way of using hands of the rice-transplanting of young girls.
所指的這俳句
在過去,當我在福島縣新組的一塊石頭上用布擦草,並且被染色並且得到它時,我聽到它。 它被稱為“Shinobu-zuri”就是如此。 當我看到一種用稻米移植年輕女孩的方法時,我記得那些陳舊的染色商品。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『信夫里』 【No.11】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan




清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「早苗とる」は、稲の収穫をすることを表します。この季語は、夏の終わりから秋の初めにかけての季節を表し、収穫の豊作を祈る風習があります。
「手もとや昔」は、「手元にあるもの」と「昔」を対比的に表しています。つまり、手元にある稲の収穫と、昔から受け継がれてきた稲作の伝統という二つの意味が含まれています。
「しのぶ摺」は、稲わらを摺っている様子を表します。この作業は、稲刈り後に行われ、稲わらを摺りあわせて山に積むことで、冬になっても腐らずに保管できるようにするために行われます。この作業は、昔からの稲作の伝統的な作業の一つであり、俳句においても頻繁に取り上げられます。
この俳句は、手元にある稲の収穫と昔からの稲作の伝統を表し、その伝統的な作業の一つである「しのぶ摺」を描写しています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。