
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.12医王寺 飯坂
笈も太刀も 五月にかざれ 紙幟 (旧暦五月=現在の6月)
おいもたちも さつきにかざれ かみのぼり
oimo tatimo satukini kazare kaminobori
【教秀意訳】
いま、薫風香る五月(今の6月)。弁慶が肩に担いでいた笈も太刀も五月(今の6月)の風に吹かれて、紙のぼりとなり、ひるがえっています。これを見ていると、むかし、義経に最後まで忠君を尽くして仕えた佐藤兄弟のことがしのばれるな~。
The meaning of this haiku
The May when a light,balmy breeze is fragrant now. Blowin' in the Wind of the May flutters an old Japanese-style shawl rucksack and a model of the big sword-shaped paper. When I watch a model of this paper, I remember the faithful Sato brothers who served Yoshitsune.
所指的這俳句
五月的時候,輕微的,微風吹來的微風。 “五月之風”中的Blowin'飄揚著一件古老的日式披肩帆布背包和一把大劍形紙的模型。 當我看到這篇論文的模型時,我記得曾為Yoshitsune服務的忠實的佐藤兄弟。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『医王寺 飯坂』 【No.12】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan






清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
この俳句は、五月という季節にちなんで書かれており、笈(おい)と太刀は、それぞれ旅行や武士の象徴として用いられるものです。
そして、紙幟は、祭りや催し物などで用いられる幟(のぼり)のことを指します。
この俳句は、五月の華やかさを表現すると同時に、旅人や武士たちがこの季節に旅をして、祭りや催し物に参加していたことを示しています。
また、笈や太刀といった道具が、旅人や武士たちの身の回りに欠かせないものであったことを暗示しており、その中で紙幟が五月の祭りや催し物を彩る重要な役割を果たしていたことを表現しています。
この俳句は、五月の賑やかさと、旅や武士の文化を表現していると同時に、松尾芭蕉の俳句の特徴である「季語」をうまく用いた作品でもあります。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。