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■毛筆は、中心の毛である命毛(のげ)が曲がってしまうと使い物になりません。
▲購入したときついていたビニルキャップは捨てないで、そのままふくらんだ筆に入れようとして筆をダメにしてしまう。
▲筆を水洗いしたあと、筆巻きに入れて保管していない。
▲絵画用の筆のようにゴシゴシ洗ってしまい、命毛をダメにする
▲ダメになった筆で無理やり書いている。
▲教えてくれる人がいない。
◎中筆は購入時のりで固められている(命毛が痛まないように
するため)ので、人肌の湯温でゆっくりまわしてのりをとる。
絶対に中心の毛をおしつけて洗わないこと。
命毛(のげ)=中心の一番長い毛 これが筆の命となる。
曲げたら、終わり。(保管するとき)
書いているときは曲がっても良い。
◎筆購入時のビニルキャップは捨てる(使わないこと)。
若い指導者がこの基本さえわからない人がいる。
(ビックリ)
◎のりがとけたら、半紙で手前に引くように命毛が曲がらないようにして、水を切ってあげる。(刀のようになる)=筆をとぐ。
◎使用後は、ビンに水を入れ、命毛を痛めないように回して回して墨をとり、筆をとぐ。(絶対に命毛をおしつけない)
◎小筆はビニルキャップをとり、命毛を軽くもみあげ、1cmほどほぐす。筆購入時のビニルキャップは捨てる(使わないこと)。
◎小筆を洗うときは、穂先1.5cmほどをきれいな水で洗い、筆を半紙でとぐ。穂先 命毛が曲がっているものは、買い換えること。
⭐️用具の手入れをすることは、毛筆の基本です。
<教秀書道サークル>
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