
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.19尾花沢
涼しさを わが宿にして ねまるなり
すずしさを わがやどにして ねまるなり
suzushisa wo waga yado ni shite nemaru nari
【教秀意訳】
蒸し暑い夏の夜を、ここちよく過ごさせてもらっています。わたしは、まるで自分の家にいるようなつもりで自由気ままに過ごすことができます。ここのご主人に、心から感謝しております。
【元禄2年(1689年)の夏 芭蕉詠む】
The meaning of this haiku
I spend night of hot and humid summer pleasantly. I intend to be in totally one's house and can spend it freewheelingly. I thank the master of here heartily.Basho wrote it in summer of 1689 ( Genroku era two years ) .
所指的這俳句
我喜歡在炎熱潮濕的夏天過夜。 我打算完全進入一個人的家,可以隨心所欲地度過。 我衷心感謝這裡的主人.Basho在1689年夏天寫了它(Genroku時代兩年)。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『尾花沢』 【No.19】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
この俳句は、「涼しさをわが宿にしてねまるなり」という季節感と自然を感じる言葉が表現された句です。芭蕉は夏の暑い時期に、自然の中で過ごすことが好きでした。
この句では、自然の涼しさが自分の宿であるかのように感じられ、その中で心地よく眠ることができるという様子が描かれています。
また、この句は芭蕉の人生観や思想を表現しているとも言えます。彼は常に自然の中で生きることや自然と調和して生きることを追求していました。
この句でも、自然と一体化して眠ることで、自然との調和を求める芭蕉の姿勢が見え隠れしています。
このように、芭蕉の俳句には季節感や自然観、また彼の思想や人生観が表現されています。そのため、現代でも多くの人々に愛され、俳句の魅力を伝え続けています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。