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松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.20 清風宅
這ひ出でよ 飼屋が下の ひきの声
はいいでよ かいやがしたの ひきのこえ
haiide yo kaiyaga shita no hiki no koe
【教秀意訳】
養蚕小屋の床下でヒキガエルがいい声で鳴いているな~。
おい、ヒキガエルくん。
顔を見たいから、ぴょんと出てきておくれ。
The meaning of this haiku
A toad cries in a good voice under the floor of the sericulture hut. Hey ,toad. Because I want to watch a face, come out.
所指的這俳句
一隻蟾蜍在蠶桑小屋的地板下哭得很好。 嘿,蟾蜍。 因為我想看一張臉,所以出來吧。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『清風宅』 【No.20】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「はい出でよ」は、狭くて暗いところで鳴いているガマガエルを呼び出すときに使われる言葉であり、「飼屋が下」は、ガマガエルがいる場所である屋敷の床下を指します。
そして、「ひきの声」とは、ガマガエルの鳴き声を指しています。
この俳句は、詠み手が動物たちを呼び出している様子を表現し、また、詠み手が動物たちに対して愛情を持っていることを示唆しています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。
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