
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.21 紅花問屋
眉掃きを 俤にして 紅粉の花
まゆはきを おもかげにして べにのはな
mayuhaki wo omokage ni shite beni no hana
【教秀意訳】
紅の花を見ていると、まるで古代の人が眉に付けたおしろいをはくとき使った「まゆはき」のことが思い出されます。
【元禄2年(1689年)の夏 芭蕉46歳 詠む】
The meaning of this haiku
I associate a tool wearing the face powder which a just ancient woman attached to the eyebrows when I watch a dyer's saffron. Basho wrote it at the age of 46 years old in summer of the year 1689.
所指的這俳句
当我看到一个戴尔的藏红花时,我把一个戴着面粉的工具联系起来,这是一个古老的女人附在眉毛上的。 Basho在1689年夏天写于46岁。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『紅粉問屋』 【No.21】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan




清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「眉掃きを」は、女性が化粧をする際に、眉毛を整えるために行う行為を指しています。この「眉掃き」が行われる様子が、詠み手の目に映ったということです。
「俤にして」は、「化粧した顔」という意味であり、女性が化粧をしたことによって、まるで別人のように見えるということを表しています。
そして最後に、「紅粉の花」という季語が登場します。これは、女性の美しさと眉掃きのような花の形を表現しています。
この俳句は、化粧を施すことで自分自身を変えることのできる、人間の多様性を表しているとも想像できます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。