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松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No.25 羽黒山

涼しさや ほの三日月の 羽黒山
すずしさや ほのみかづきの はぐろやま
suzusisa ya hono mikazuki no haguro yama 

【教秀意訳】
 わたしは、山の行者さんと同じように、ゆうしめを首にかけ、宝冠を頭に巻いてお山にのぼっている。霊妙な涼しい空気の中、お山にかかった三日月がきれいだなぁ。

 

The meaning of this haiku

I climb the spiritual mountain with the clothes which wound up a crown to a head with religious harness over a neck in the same way as Buddhist ascetic. In the cool air which is mystery, the crescent moon which hung on the mountain is beautiful.

所指的這俳句

我穿着精神的山峰,穿着一个冠冕,头上戴着宗教挽具,与佛教苦行僧一样。 在神秘的凉爽的空气中,挂在山上的新月是美丽的。

【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『羽黒山』   【No.25】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

この俳句は、松尾芭蕉が羽黒山(山形県最上郡舟形町にある山)を訪れた際に詠んだものです。

 

『涼しさや』というのは、夏の涼しい風景を表現しています。夏は暑い季節ですが、風が吹いたり涼しくなったりすることがあります。そんな中、羽黒山にいる芭蕉が感じた風の涼しさが、この一句に表現されています。

 

『ほの三日月の』は、薄っすらとした三日月を表現しています。三日月は、月の出の時間が遅く、まだ明るいうちに出ることがあります。そんな時の三日月は、薄くかすかに見えることがあります。このような姿が、この俳句で表現されています。

 

最後の『羽黒山』は、俳句の季語である山を表しています。この俳句で、涼しさや三日月の薄さを表現する中で、芭蕉は羽黒山の美しさを表現しています。

 

この俳句には、風景の美しさだけでなく、季節感や情景が描かれています。また、余韻が残るような表現がされており、俳句の魅力が存分に詰まった一句と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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