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 松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No. 29 酒田 2

暑き日を 海に入れたり 最上川
athuki hi wo umi ni iretari mogami gawa
あつきひを うみにいれたり もがみがわ

【教秀意訳】
 今日の暑い一日もようやく終わりだ。一日中照り続いた暑い~太陽を日本海がジューと入れくれて、しかも最上川が大量の水を流してくれたおかげで、涼しくなったわい。

 

The meaning of this haiku

It is finally the end for today's hot one day. The hot sun which continued shining all day was finally in the Sea of Japan. Mogami River drained a large quantity of water into there. Therefore it became really cool.

 

所指的這俳句

终于结束了今天炎热的一天。 一整天持续发光的烈日终于在日本海。 Mogami河将大量的水排入那里。 因此它变得非常酷。

【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『酒田』   【No.29】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

この俳句は、「暑い日に、海や川に入ることで涼を求める人々の様子を描いたもの」です。

 

「暑き日を 海に入れたり 最上川」

 

 まず、冒頭の「暑き日を」は「暑い日に」という意味で、季節的には夏を連想させます。

 

 続く「海に入れたり」は「海や川に入っている」という状況を表しています。

 

 そして最後に出てくる「最上川」は、現在の山形県を流れる川であり、俳句の舞台としても有名です。

 

 この俳句は、季語である「暑き日」をうまく使い、夏の暑さを表現しています。また、「海に入れたり 最上川」という具体的な描写を通じて、夏の風物詩である水遊びを連想させます。さらに、自然の中で過ごすことで人々が得る癒しや慰めを示しているとも解釈できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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