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 松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No.30 象潟 1

象潟や 雨に西施が ねぶの花
kisagata ya ame ni seishi ga nevu no hana
きさがたや あめにせいしが ねぶのはな

【教秀意訳】
 雨が降っているきさかたは、まるで中国の西湖のようだなー。そういえば、ねむの花を見ていると、あの絶世の美女西施(せいし)を思い出すことよ。戦乱のさなか他国へいかされ淡い最期をとげた幸少ない女性のことを。

 

The meaning of this haiku

Kisaskata which it rains looks like totally Chinese Saiko. In addition, I remember that matchless beautiful woman Seshi when I watch the flower of a silk tree blooming by the side. She was taken to the other countries in the middle of war. And she died vain last moments. It was a very poor woman with a little happiness.

 

所指的這俳句

下雨的象潟看起来完全是中国赛科。 另外,当我看到一边开花的绢树的花时,我记得无比美丽的女人西施。 她在战争中被带到了其他国家。 她最后一刻都死了。 这是一个非常可怜的女人,有点幸福。


【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『象潟』   【No.30】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

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まず、この句は、雨が降る中で西施(中国の美女の名前)がねぶの花に似ていると詠われています。この俳句の中心になる季語は、「ねぶの花」であり、季節としては初夏を表します。

 次に、象潟(現在の新潟県燕市)での出来事を描写しています。

 

この句は、芭蕉が自然と人間の美しさを詠い上げた代表作の一つです。

 

雨の中で美しい女性がねぶの花に似ているという描写は、自然と人間の美しさが重なり合っているという芭蕉の思想を表しています。

 

 また、この詩は芭蕉の旅行記『おくのほそ道』の中で出てくる場所で詠まれたものであり、旅先で見た自然の美しさを詠っていることも特徴的です。

 

 

 

 

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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