
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.31 象潟 2
汐越や鶴はぎぬれて海涼し
shiokoshiya turuhagi nurete umi suzushi
しおこしや つるはぎぬれて うみすずし
【教秀意訳】
汐越(海と潟のさかい目)が見えます。そこは、河口が砂で海とへだており、今は満潮時なので波であらわれています。ちょうどそこに鶴たちが降り立って、すずしげな波しぶきをかぶっています。その鶴の脛はぎ(足の部分)が海水に濡れて見るからに涼しそうなながめだなぁ。
The meaning of this haiku
I see the sea and a boundary line of the liman. In there, the exit of the river parts from the sea in sand. I appear in a wave now because it is a high tide. Cranes get down on there and just take cool sea spray. The part of the foot of the crane gets wet with seawater, and it is a cool view.
所指的這俳句
我看到大海和利曼的边界线。 在那里,河流的部分从海中出来的沙子。 我现在出现在浪潮中,因为它是一个涨潮。 起重机停在那里,只需要冷却海浪。 起重机脚的一部分被海水弄湿了,这是一个很酷的景色。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『象潟』 【No.31】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
まず、季語として登場する「汐越(しおこし)」は、夏の季語であり、潮が岸辺に打ち寄せる様子を表現します。
「海涼し」という季語が登場します。これは、夏の海の涼しさを表現する言葉で、この季語が出ることで、夏の涼しさを感じるイメージが伝わってきます。
つまり、この俳句は、夏の海辺にいる様子を描いており、潮が打ち寄せ、鶴はぎが濡れ、海が涼しいという風景が表現されています。
また、この俳句は、夏の風物詩である海を通じて、自然と人間の心を表現しているとも言えます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。