
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.40 金沢 小松2
むざんやな 甲の下の きりぎりす
Muzanyana Kabutonoshita no Kirigirisu
むざんやな かぶとのしたの きりぎりす
【教秀意訳】
秋の日をうけた多太神社。木曽義仲によって納められた兜の下からきりぎりすの声は、きっと源平の合戦で悲運の最期をとげた、老武将 実盛の声かもしれませんなー。
The meaning of this haiku
When I visited the Taga Shinto shrine, it was a very good clear autumn day. I heard the voice of the grasshopper from the bottom of the helmet of the age of civil strife put by Yoshinaka Kiso. I think that a voice of the grasshopper is a voice of the height of old Sanemori who surely died the last moments of misfortunes by war.
所指的這俳句
当我参观Taga神社时,这是一个非常晴朗的秋日。 我从Yoshinaka Kiso提出的内乱时代的头盔底部听到了蚱蜢的声音。 我认为蚱蜢的声音是老Sanemori的高度的声音,他肯定在战争的最后时刻死亡。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『金沢 小松』 【No.40】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「かぶと」というのは、武士などが戦いのときに身に着けた兜のことを指しています。そして、「きりぎりす」とは、初秋の夜に鳴く小さな虫のことを指しています。
この俳句は、初秋の夜の情景を描いています。夜の静けさの中で、かぶとを被った武士の兜が永遠の眠りについていると、その下で小さなきりぎりすが鳴いているという光景を描いています。
武士のかぶとが大きく重たいものであることから、きりぎりすにとってはかぶとの下にいることがやっかいであるということを暗示しています。
この俳句は、非常にシンプルな言葉で描かれていますが、自然の音や風景を通して、初秋の静けさの中にある独特な空気感を表現しています。
また、かぶとときりぎりすという対比を通して、武士の荘厳な姿勢と、小さな生き物の可憐さを表現しています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。