
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.42 山中温泉
山中や 菊はたをらぬ 湯の匂ひ
Yamanaka ya Kikuwa taoranu Yu no nioi
やまなかや きくはたおらぬ ゆのにおい
【教秀意訳】
中国の菊慈童(きくじどう)という人は菊の露を飲んで800歳も長生きしたということを聞きますが、もう、ここ山中温泉に来て、温泉のにおいをかいだだけで、不老長寿を得ることができますよ。
The meaning of this haiku
I hear that a person of a Chinese chrysanthemum noble-appearance boy's mask (I come, how a lottery) drinks the dew of a chrysanthemum, and 800 years old lived long, but I already come to here Yamanaka hot spring and smelled a smell of a hot spring and can get perpetual youth and longevity.
所指的這俳句
我听说一个中国菊花高贵男孩的面具(我来,如何抽奖)喝菊花的露水,800岁的人长寿,但我已经来到这里山中温泉,闻到了一股气味。 一个温泉,可以获得永恒的青春和长寿。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『山中温泉』 【No.42】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「山中や」という冒頭の言葉は、季語として秋を表しています。つまり、この句は秋の山中を描写していると解釈できます。
「菊はたをらぬ」は、菊の花が咲いた後に花弁が散ってしまっている状態を表しています。この表現は、秋の季節に菊がよく咲くことから、秋の象徴としてよく用いられます。
「湯の匂い」という表現は、温泉地などで温泉から立ち上る湯気や匂いをイメージさせます。そして、「湯の匂い」という意味がある一方で、湯から上がった後の身体の香りや清涼感を思わせる表現でもあります。
芭蕉が山中の秋の景色を眺めながら、菊は散った後であることを感じ取り、また湯から上がった後の爽快な感覚も思い浮かべながらこの句を詠んだと解釈できます。
この句は、季節感覚を描写するだけでなく、俳句の中でも特に作者自身の感情や思考を含んだ「季題を描く俳句」の代表的な作品の一つとしても知られています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。