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 松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No.48 種の浜

寂しさや 須磨に勝ちたる 濵の秋
Sabishisaya  Suma ni kathitaru Hama no aki
さびしさや すまにかちたる はまのあき


【教秀意訳】
 源氏物語に出てくる須磨海岸の寂しさは格別なものがある。しかし、それ以上に、この種の浜(いろのはま)の眺めは、寂しい秋だなー。
廻船問屋の主人、天屋五右衛門の案内で、28kmも舟に乗り、種の浜に芭蕉は出かけた。

The meaning of this haiku

Loneliness of Suma Beach coming out to The Tale of Genji has a particular thing. However, a view of this beach (Ironohama) is lonely autumn than it. By guidance of Tenyagoemon that was the master of shipping agency, 28km got on a ship, and the Basho went out in this beach.

 

所指的這俳句

出现在源氏物语中的苏马海滩的寂寞有一个特别之处。 但是,这个海滩(Irono

hama)的景色比它更孤独。 在作为船运代理大师天屋五右衛門的指导下,28km上了船,芭蕉在这个海滩出去了。

【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『種の浜』   【No.48】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

 この句の冒頭は、「寂しさ」という感情を表現しています。芭蕉は自身の内面的な孤独や寂しさに焦点を当てています。

 

 「須磨」は兵庫県にある地名で、有名な歌舞伎の演目「須磨」に関連しています。この句では、「須磨」が芭蕉にとっての寂しさや孤独からの逃避や克服の象徴となっています。芭蕉は、「須磨」を制することで自身の感情的な困難に打ち勝とうとしていることを示しています。

 

 「濵」は「浜」の略で、海辺を指します。ここでは「濵の秋」という表現が用いられています。これは、季節の中での秋の海辺の風景を指しています。

 

 芭蕉は、自然の風景を通じて自身の感情を表現し、共感を呼び起こす能力を持っていました。

 

 この句の全体的な意味は、孤独や寂しさといった内面的な感情を抱えながらも、芭蕉が須磨という象徴的な場所でそれらを乗り越えようとしている様子を描いています。

 

 海辺の秋の風景は、芭蕉の感情を反映し、その寂しさや孤独感を和らげるものとして表現されています。

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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