
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.49種の浜2
波の間や 小貝にまじる 萩の塵
Naminomaya Kogainimaziru Haginothiri
なみのまや こがいにまじる はぎのちり
【教秀意訳】
豪勢な船遊びをした後、浜辺に出てみました。そうしたら、波の間から、小さな貝に交じって、萩の花びらがいっぱい集まっていました。とても、きれいでした。花びらは、海に入っても、美しいものですね。
The meaning of this haiku
I tried to appear in the beach after having done grand boating. From an interval of a wave, I was mixed in a small shellfish if I did so it, and petals of a bush clover gathered much. I was very beautiful. Even if a petal enters the sea, it is a beautiful thing.
所指的這俳句
在完成大型划船之后,我试图出现在海滩上。 从一个波浪的间隔开始,如果我这么做的话,我会被一只小贝壳混合在一起,而灌木三叶草的花瓣则聚集得很多。 我很漂亮 即使花瓣进入大海,也是一件美丽的事情。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『種の浜』 【No.49】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
この句では、具体的な風景が描かれています。
最初の行で「波の間や」と詠われている部分では、海岸に打ち寄せる波の様子がイメージされます。波は連続して押し寄せるものであり、この句ではその間に注目が集まっています。
次の行で「小貝にまじる」と詠われている部分では、波の間に小さな貝殻が混じっている様子が描かれています。波が押し寄せる度に、海岸には様々な小さな貝殻が打ち上げられることがあります。
最後の行で「萩の塵」と詠われている部分では、その小さな貝殻にまじって、萩の花びらや砂塵が舞っている様子が描かれています。萩は秋の花であり、花びらが風に乗って舞う様子が美しいとされています。
また、砂塵は風によって巻き上げられることがあり、それが小さな貝殻と一緒に波の間に舞っているという描写がなされています。
この句では、風景の瞬間をとらえながら、波の中に溶け込む小さな貝殻と共に舞い散る萩の花びらや砂塵の描写が詠まれています。このような自然の一瞬を捉えた詩的な表現が、芭蕉の俳句の特徴の一つと言えます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。