
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.50 大垣
蛤の ふたみに 別れ 行く秋ぞ
Hamagurino Hutamini Wakare YukuAkizo
はまぐりの ふたみにわかれ ゆくあきぞ
【教秀意訳】
長くて苦しい旅もなんとか無事に終えることができました。蛤のふたから離れるのはつらいけど、新たに二見へと旅立ちます。またね。(身と心のふたみは、常に輪廻転生の旅なんですよ。身はいつか朽ちて無くなりますがね。)
奥の細道は、五ヶ月間かかった旅でした。でも、終わりは、はじまりと同じなんですよ。
The meaning of this haiku
I was able to finish a long, hard trip safely somehow. Though it is hard, it leaves for Futami newly to be separated from a cover of a clam. Again. The back narrow path was the trip that took five months. But an end is the same as an opening. A traveling companion did an authority of paths where the (before it), the Basho came for a meeting to Tsuruga on August 21 and entered Oogaki. But I have what kind of course I traced from Tsuruga to Oogaki now and do not share it.
所指的這俳句
我能够以某种方式安全地完成一次漫长而艰难的旅程。 虽然很难,但是新的二子与蛤蜊的盖子分开了。 再次。 后面狭窄的道路是花了五个月的旅程。 但结局与开放相同。 一个旅行的同伴做了一个权威的路径(在它之前),芭蕉于8月21日来到敦贺会议并进入大垣。 但我现在从敦賀到大垣有什么样的路线,不要分享。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『大垣』 【No.50】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan




清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
この句は、自然の風景と人間の感情を組み合わせて描かれています。まず、「蛤(はまぐり)」は、日本の海岸に生息する二枚貝の一種であり、海の風物詩として知られています。
句の冒頭に「蛤のふたみに」とありますが、「ふたみ」とは「二つの貝殻」という意味です。この言葉遣いによって、蛤が持つ特徴である二枚貝の貝殻の閉じる様子が表現されています。ここで、蛤の貝殻が閉じる様子は、季節の移り変わりや終わりを象徴しています。
次に、「別れ行く秋ぞ」という部分です。ここでは、秋の季節が別れの季節であることが表現されています。秋は日本の季節のうちでも特に別れを意識させる季節であり、芭蕉はその風情を句に込めています。蛤の貝殻が閉じることで、夏が終わり、秋がやってくるという描写がなされています。
この句は、自然の風景と人間の感情を対比させて表現しています。蛤の貝殻が閉じる様子と秋の別れが重ねられることで、別れの寂しさや季節の移り変わりの美しさが感じられます。また、俳句の特徴として、短い言葉でありながら深い意味を持たせることができる点も見逃せません。
芭蕉の句は、季節や自然を通じて人間の心情を描写することが多く、その中でもこの句は別れや移り変わりといったテーマを繊細な言葉遣いで表現していると言えます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。