
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.5黒羽
夏山に 足駄を拝む 首途哉
なつやまに あしだをおがむ かどでかな
natuyamani asidawo ogamu kadode kana
【教秀意訳】
新緑におおわれた光明寺に到着しました。この寺には、あの有名な役の行者(えんのぎょうじゃ)様の履き物が残されています。役の行者(えんのぎょうじゃ)様のように丈夫な足で旅を続けたい。では、その履き物を拝むとしよう。ここを過ぎれば、いよいよみちのくに入るんだな~。
The meaning of this haiku
I arrived at Koumyou-ji Temple covered in the fresh green. The En-no Gyoujya of footwear which was that famous exerciser is had for this temple. I want to continue a trip with a strong foot like the Buddhist ascetic Enno Gyoujya state of the position. Then I will watch the footwear. I finally enter Michinoku if I pass here.
所指的這俳句
我到達光明寺蓋在新鮮的綠色。本恩沒有修行僧鞋類那就是著名的練功人,是曾經為這個廟。我想繼續訪問具有強烈腳像佛教苦行恩諾修行僧國家的立場。然後,我會觀看鞋類。我終於進入陸奧,如果我通過這裡。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『黒羽』 【No.5】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
夏の山中で、旅の疲れを癒すために足を休める旅人の姿を詠んだものです。
"足駄"とは旅人が履く草履のことであり、"拝む"とはここでは草履を脱いで足を休める様子を表しています。
"首途哉"は旅人が次に向かう方向を意味しており、この俳句では旅人が次に進むべき方向を探す姿も描かれていると解釈されることがあります。
次に、俳句の表現技法を見てみましょう。この俳句では、「夏山に」、「足駄を拝む」、「首途哉」という3つの句で構成されています。
季語として夏山が使われ、山の静けさと、旅人の孤独な姿を表現しています。また、"足駄を拝む"という表現は、非常に優美であり、旅人の静かな心情を表しています。最後の「首途哉」という句には、旅の続きへの期待や不安が込められています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。