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 松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No.36 金沢1

塚も動け わが泣く声は 秋の風
Thukamo ugoke waga nakukoe wa aki no kaze
つかもうごけ わがなくこえは あきのかぜ

【教秀意訳】
 どんなにか無念であったろうなー、一笑(いっしょう)。おまえに一目会いたかった。わたしの鳴く声は秋の風のようにもの悲しい。おい、わたしの声が聞こえたら、塚でもいいから動いてくれ・・・返事をしてくれ・・・。

 

The meaning of this haiku

You will be to have been very regretful. When you lived, I wanted to meet you once again. Will you hear my voice that you remember you, and cry from heaven? Surely I am sad, and you may hear it like autumn wind. You please answer to me if you hear my voice.

 

所指的這俳句

你会非常后悔的。 你住的时候,我想再次见到你。 你会听到我的声音,你还记得你,并从天堂哭泣? 当然我很难过,你可能会听到它像秋风一样。 如果你听到我的声音,请回答我。

【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『金沢』   【No.36】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

 「塚も動け」という表現は、非常に強い表現であり、この俳句の中心的な意味を表しています。

 ここでいう「塚」とは、埋葬された墓のことを指しています。

 

そして、「動け」という言葉は、ここでは「復活せよ」という意味になります。

 

 芭蕉はその後に「わが泣く声は秋の風」と続けます。 これは、俳句の季語である「秋」を使って、季節の変わり目である秋の風が吹く中、自分の哀しみが深く、悲嘆に打ちひしがれていることを表現しています。

 

また、「わが泣く声」という表現からは、芭蕉の個人的な感情や大きな哀しみが滲み出ています。

 

 

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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