養生訓
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どこに向かうのか?

 

釣りをするときに何をねらうが大事です。鯨を取るのか、中位の魚を取るのか、はたまた小さな魚を取るのかにより、準備するものや行き先が違ってきます。

書道も同じです。書道家として、生きていくのか。小さな教室で教えて生計を立てていくのか。趣味程度のもので満足するのか。行き先は千差万別です。比べても仕方のないことです。

それぞれに、それぞれの良さがあるのです。比較すること自体間違っています。それらのところに、同類の人たちが集まってくるのです。

だから、自分がどのようなところに向かいたいのかにより、準備するもの、つまり学習する内容が異なってきます。

時代の流れとともに、やり方も進化していくべきだと私は考えます。今までの従来のやり方ですと機関紙を取り寄せてそれを見ながら書いて清書し提出していました。しかし、現在はインターネットの時代です。中間工程を省くことができるようになったのです。

それに合わせて、これからの学習の仕方も、進化していく必要があるのではないかと思います。今までのやり方が全て悪いと言っているのではありません。今までのものは今までのものとして残しつつ、新しいものを取り入れることが大切ではないかと考えます。

ところで、人生の中で義務教育はとても大事です。それは誰でも1度は通過するところです。しかし、社会人になれば、それぞれの望むところにより、向かうところが異なっていきます。それと同じように、通過する学習は同じであっても、その後の道は人それぞれなのです。これがよくて、あれが悪いと言う事はありません。究極は、その人の生き方考え方等により、決まってくるものです。

あなたがどこに向かうのかは、あなたが決めることです。しかし、時代の流れは誰にでも止めることができません。そのトレンドをしっかり見極め、学んでいくことがカギを握ると思います。

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