
【趣味の書道サークル 練習用紙】
◎ 下の用紙を印刷して、練習してみましょう。
【趣味の書道サークル 練習用紙】
(課題用紙と練習用紙は、添付ファイルで送付しますので、A4サイズ横指定で印刷し、練習してください。)
一日楽しく好きな場所で、おけいこしましょう

『ドライバー(中筆)とパター(小筆・硬筆)』
一般のレッスンは、中筆のドライバーを振り回すようなもの。
最後のパターつまり小筆や硬筆は軽視されがちである。しかし、実用では、99%小筆・硬筆で書く機会が圧倒的に多い。
ドライバーの中筆での練習は迫力があって、見栄えがする。しかし、パターの小筆・硬筆での練習は地味な傾向にある。
『両者を練習してこそ、実力は上がる』のである。これを知らず
一方的な練習に固執しているために、習っている人が中筆ではうまいが、小筆・硬筆を持って書くと、いつまでも以前と変わらないレベルなのである。ひどい場合は、始筆で変テコな癖がつき、以前よりひどくなることさえある。
小筆・硬筆を習おうとすると、別コースを紹介されるのがオチである。
私の結論、いろいろな筆記具を通し、それらの特性をいかし、文字のバランス感覚を養うことこそが上達の近道であると考える。(ドライバー・アイアン・パターの特性に合った練習に同じ)
追伸、練習の質と場数をふむことは向上のかなめである。集中して学ぶことも意味があるが、日常の少しの時間の継続が大切なのである。
【実用性】
筆ペン・硬筆
(鉛筆・フェルトペン・ペン・チョーク・ボールペン等)
【芸術性】
大筆・中筆・小筆
どちらをめざすかにより、学習の道はちがう。
(ただし、コンクールは別。)
義務教育で毛筆で書かせているのは、とめ・はね・はらいをわかりやすくするためと伝統文化の尊重にあり、硬筆・毛筆の一体化により、日常化を図るための基礎・基本を学んでいる。
(『書写』といい、習字とは言わない。ちなみに毛筆指導は小学校3年生からはじまる。)
芸術性を学ぶのは、高校からで『芸術書道』と呼ばれる。
このことが理解できていない指導者の方がおられ、流派という名目で、いきなり基礎・基本を学んでいる小学生や中学生に芸術性の高い文字を押し付ける場合がある。(その結果は、上記の状況)
また、早教育の名のもと、幼稚園や保育園の段階で、持ち方もいい加減の状況で書かされ、クセのついた持ち方で小学校に入学して来るので、どうにもならない。若い先生の中には、とんでもない持ち方で書いている人もいる。
ICTは、余裕のある自治体とそうでないところで、教育格差がどんどん広がっている。