
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.14 岩沼
桜より松は二木を三月越し
さくらより まつはふたきを みつきごし
sakura yori matuwa hutakiwo mitukigosi
【教秀意訳】
江戸を出発してから、三ヶ月過ぎて、ようやく二木の松を見ることができました。この松を見ることができて、とてもうれしいよ、挙白。
The meaning of this haiku
Three months passed away after leaving Edo and were able to watch a pine of Futaki at last. I am very glad to be able to watch this pine. I am full of the feelings that want to give etiquette to Mr.Kyohaku of my pupil heartily.
所指的這俳句
離開江戶後三個月過世了,終於可以看到一棵二木的松樹了。 我很高興能夠看到這棵松樹。 我充滿了想要為我的學生的Kyohaku先生禮儀送禮的感情。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『岩沼』 【No.14】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「桜より松は二木を三月越し」という句は、春に咲く桜と比べて、冬でも緑を保つ松の美しさを称えています。冬の寒さが厳しい時期でも、松は青々として生き生きとしていることが伝わってきます。
この句は、自然の中で季節感を表現する季題(季節の言葉)を使って、松の強さや美しさを表現したものです。
また、「二木を三月越し」という言葉には、「二つの木を三月にわたって見比べた」という意味が込められています。つまり、春先から冬を越えて、一年中松と桜を見比べてきた中で、松の美しさが際立つということを言っているのです。
松尾芭蕉は、この俳句を詠んだ当時、自分自身も悲しみや苦難の時期にありました。この句は、そのような彼の心情を表現しているとも言われています。
松が冬でも緑を保って生き生きとしているように、人間も苦難を乗り越えて生き抜くことができるという希望を表現したものとも言えます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。