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 松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No.15  宮城野

あやめ草 足に結ばん 草鞋の緒 
あやめぐさ あしにむすばん わらじのお
ayame gusa ashi ni musuban warazi no o


【教秀意訳】
 加右衛門さん、いろいろお世話になりました。あなたがくれた草鞋にどう感謝してよいかわかりません。あなたへの感謝と旅の無事を祈って、あやめ草(菖蒲)を草鞋の緒につけました。このご恩は、終生忘れません。

The meaning of this haiku

Thank Mr. Kaemon, you for your help in various ways. Thank you for presenting shoes for Japanese-style trips to us. I added an iris to the shoes. Because it was said that the iris sent away a bad thing, I tied it to the cord of shoes. I do not forget this favor for life.

所指的這俳句

感謝Kaemon先生,您可以通過各種方式獲得幫助。 感謝您為我們提供日式旅行鞋。 我給鞋子加了一個虹膜。 因為有人說虹膜被送走了一件壞事,所以我將它系在鞋帶上。 我不會忘記對生活的這種恩惠。

【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『宮城野』   【No.15】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

 この句は、芭蕉が旅をしている時に見かけた風景を詠んでいます。

 

「あやめ草」とは、アヤメ科の多年草で、日本の水辺に生える草です。この草は、夏に紫色の花を咲かせ、美しい風景を作り出します。

 

 そして、「足に結ばん」とは、草鞋の緒が足に結ばれていないという意味です。草鞋は、日本の伝統的な履物で、草や竹などの素材で作られます。旅人たちは、草鞋を履いて旅をすることが一般的でした。

 

 この句は、草鞋の緒が足に結ばれていないことで、旅人が自由な気持ちで旅をしている様子を表現しています。また、足に結ばれていない草鞋の緒が、あやめ草にからまっている様子も描写されています。

 

 この句は、草鞋を履いて自由気ままに旅することの自由と、自然との調和を感じさせる、松尾芭蕉の代表的な句の一つとして知られています。

 

 

 

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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