
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No. 22 立石寺
閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
しずかさや いわにしみいる せみのこえ
shizukasa ya iwa ni shimi iru semi no koe
【教秀意訳】
なんという夕暮れ時の山寺の静けさだろう。遠くの西の山に太陽が沈もうとしている。周りでは蝉が鳴いている。まるで蝉の声が岩にしみこんでいくような感じがする。
The meaning of this haiku
What a temple of tranquility would be at dusk. The sun is setting in the west of the distant mountain. Around the cicadas are chirping. Voice of the cicada feel like as if I go to the rock is steeped.
所指的這俳句
黄昏时会有多么宁静的殿堂。 太阳落在遥远山脉的西边。 围绕着蝉鸣叫。 蝉的声音感觉就好像我去了岩石浸泡。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『立石寺』 【No.22】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan




清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。


この俳句は、松尾芭蕉の代表作の一つであり、日本の代表的な夏の季語である「蝉の声」を詠んだものです。
「閑かさや」は、静かな環境を表し、「岩にしみ入る」は、蝉の声が岩に響き渡っている様子を描写しています。この描写によって、蝉の声が静かな環境に浸透している様子が表現されています。
また、この俳句には季語が含まれており、日本の夏の風物詩である「蝉の声」が、夏の深い静けさに響き渡る様子を表現しています。このように、芭蕉の俳句は、季節感や風物詩を表現することで、自然と人間の心情を詠み上げています。
この俳句は、静かな自然の中で蝉の声が響き渡る美しい光景を描き出しており、芭蕉の俳句の中でも特に有名な名作の一つです。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。