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 松尾芭蕉 「おくのほそ道」

No. 28 酒田 1 

あつみ山や 吹浦かけて 夕涼み
athumi yama ya hukuura kakete yuu suzumi
あつみやまや ふくうらかけて ゆうすずみ

【教秀意訳】
 今まで山ばかり見てきたが、ここ酒田から、南に見える温海山(あつみやま)、そして北に見える日本海側の吹浦(ふくうら)とのびのびとした雄大なながめが、なんともいえず、最高だな~。見ているだけで、夕涼みができるよ。

 

The meaning of this haiku

I watched scenery only of a mountain till now. From here Sakata, I see magnificent scenery. (Mt. Atumi in the south, the beach of Fukuura along the Sea of Japan in the north)I watch this magnificent panorama and feel best. I have enjoying the cool of the evening.

所指的這俳句

到目前为止,我一直只在山里散步,但是从南面可以看到的酒田,温海山和北面日本海边的Fukaura的壮丽景色非常美妙。 只是看,我可以度过一个凉爽的夜晚。

【奥の細道 書道色紙】

書道 教秀 オリジナルブランド

 

  松尾芭蕉   『酒田』   【No.28】

 書道 教秀 

 色紙作品:27.3×24.2cm 

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【祝 書歴四十年記念  奥の細道 書道色紙】

 

芭蕉の句を愛する自分が

想いを込めて

書きます。 

 

書道 教秀

Kyoushhu Calligraphy  Japan

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清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

 この俳句は、松尾芭蕉が1689年に書いたもので、「あつみ山や 吹浦かけて 夕涼み」という句です。

 

 まず、季語として「吹浦(ふくうら)」が挙げられます。吹浦は、海岸にある砂浜のことで、夏の季語としてよく使われます。

 

 次に、「あつみ山(あつみやま)」という山の名前が出てきます。あつみ山は、芭蕉が旅の途中に通りかかった場所です。

 

 そして、この俳句は「夕涼み」という季語にも合わせた夕方の景色を描いています。「吹浦かけて」は、風が砂浜を吹き上げている様子を表現し、「夕涼み」という季語とともに、風が涼しくなった夕方の情景を表現しています。

 

 この俳句は、風景や自然の中での一瞬の美しさを捉えた、松尾芭蕉の代表的な作品の一つとして知られています。また、この俳句は、夏の風物詩である「夕涼み」と、自然が持つ美しさを表現する季語の効果的な使い方が示されていると評価されています。

 

 

 

 

【  趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】

「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。

 

 この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。

 

「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。

 

是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

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