
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.39 金沢 小松1
しおらしき 名や小松吹く 萩すすき
Shiorashiki nayakomatuhuku hagi susuki
しおらしき なや こまつふく はぎ すすき
【教秀意訳】
「小松」という地名から、やさしい姫小松のすがたを思い起こさせます。ちょうど、秋風が萩やすすきをゆらして、なんともいえない風情を感じさせてくれます。
The meaning of this haiku
From the place name called "Komatsu", I recall me to the figure of a small pine. Autumn wind shakes a bush clover and a Japanese pampas grass and just lets you feel splendid taste.
所指的這俳句
从名为“小松”的地名,我想起了一个小松树的形象。 秋风撼动灌木三叶草和日本蒲苇草,让您感受到美妙的味道。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『金沢 小松』 【No.39】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「しおらしき名」とは、美しい名前のことを指しています。ここでは、詠まれた風景の中で美しい名前が響いている様子を表現しています。
「小松吹く」とは、風が小松を揺らす音を表現しています。この音が、美しい名前の響きと共に、萩やすすきが揺れる風景を美しく表現しています。
「萩すすき」とは、秋の季語で、日本の秋の風景を代表する植物です。この俳句では、風景に萩とすすきが描かれています。
全体的に、美しい名前、風の音、そして秋の風景が、調和して美しく表現されています。また、この俳句は、芭蕉が俳句において重要視した「季語」と「風景描写」の要素が含まれている代表的な作品の一つです。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。