
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.41 那谷寺
石山の 石より白し 秋の風
Ishiyama no ishiyori shiroshi Aki no kaze
いしやまの いしよりしろし あきのかぜ
【教秀意訳】
那谷寺の岩肌を見ていると、近江の石山寺と似ているなー。しかし、それよりも、ここのは、もっと白く感じられる。そして、吹く風がなおさら秋らしくなってきたわい。まさに、秋の色彩は白じゃのう。
The meaning of this haiku
I resemble Ishiyama-dera Temple of Oomi when I watch the bave rock of the NATa temple. However, I may be whiter than it. And wind to blow seems to have become autumn all the more.Autumn color, bring out the color in white brocade is very best.
所指的這俳句
当我看到纳塔神庙的岩石岩石时,我就像是小宫的石山寺。 但是,我可能比它更白。 风吹似乎已经变得更加秋天了。秋天的颜色,白色织锦的颜色是最好的。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『那谷寺』 【No.41】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan




清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
石山とは、山中にある石の多い場所を指します。ここでは、その石よりも白いものが秋の風だと表現されています。
つまり、秋の風がとても清々しく、爽やかであるということです。
この俳句は、季語である「秋の風」を取り入れ、風景を通じて季節感や自然の美しさを表現しています。
また、石山の石よりも白いという意外な表現が、読者の心に強い印象を残すことでしょう。
芭蕉は、自然や日常の中にある些細なものからも多くのことを学び、それを俳句に表現しました。このような感性が、彼の俳句を世界的に有名なものにしたと言われています。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。

