
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.47 敦賀
名月や 北国日和 定めなき
Meigethu ya hottukoku biyori sadame naki
めいげつや ほっこくびより さだめなき
【教秀意訳】
せっかくの十五夜なのに、中秋の名月は顔を見せず、雨となってしまった。楽しみにしていたのに、残念なことだ。まったく、北国の天気が、変わりやすいことがよくわかりました。
The meaning of this haiku
Though it was a precious night with a full moon, the harvest moon did not turn up, and it has rained. Though I looked forward to with much effort, I am disappointed. I understood that weather of a northern country was totally variable well.
所指的這俳句
虽然这是一个满月的宝贵夜晚,但收获的月亮并没有出现,而且已经下雨了。 虽然我很期待,但我很失望。 据我所知,北方国家的天气变化很大。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『敦賀』 【No.47】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan



清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。
「名月や」は、秋の夜空に浮かぶ満月を指しています。名月とは、古くから日本で親しまれてきた季語であり、秋の風物詩として有名です。
「北国日和」は、北国の天候を表しています。北国とは、主に北陸地方、寒冷な気候にある地域を指します。
日和とは、天気の良い日のことを言います。
そして「定めなき」は、決まったものがない、決められていないという意味を持ちます。
つまり、この句全体では、秋の名月が輝く夜の北国の天気は定まっておらず、不確かなものであるということが表現されています。
この句は、季節感や風景描写を通じて、人生の不確かさやはかなさを表現しているとも解釈できます。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。