
松尾芭蕉 「おくのほそ道」
No.7 那須
野をよこに 馬挽むけよ 郭公
のをよこに うまひきむけよ ほととぎす
nowo yokoni uma hikimukeyo hototogisu
【教秀意訳】
おや、どこからか ほととぎすのいい~声が聞こえてきましたよ。 ちょっと、馬子(まご)さん、馬を止めてくださいな。申し訳ないが、いま、聞こえた ほととぎすの鳴き声のする方へ馬をむけてくださいよ。よ~くその美しいさえずりを聞きたいから。
The meaning of this haiku
Oh, I heard the good voice of the grayheaded cuckoo from somewhere. A person pulling a horse, please stop a horse. I am sorry, but can turn to the horse to the call of grayheaded cuckoo to do which I heard now. Because I want to hear calls of the grayheaded cuckoo well.
所指的這俳句
哦,我從某個地方聽到了灰頭杜鵑的好聲音。 一個人拉馬,請停一匹馬。 我很抱歉,但是現在我可以轉向那匹灰頭咕咕叫的馬。 因為我想听到灰頭咕咕的叫聲。
【奥の細道 書道色紙】
書道 教秀 オリジナルブランド
松尾芭蕉 『那須』 【No.7】
書道 教秀
色紙作品:27.3×24.2cm

【祝 書歴四十年記念 奥の細道 書道色紙】
芭蕉の句を愛する自分が
想いを込めて
書きます。
書道 教秀
Kyoushhu Calligraphy Japan




清書 = 字体・構成は自由なので、のびのび書いてください。

この俳句は、意味としては、野を横にして馬を引く郭公(くるまの引き手)に対して、進むべき道を切り開くように前進するよう呼びかけています。
具体的には、自分が目指すべき方向に向かって前進するように、まっすぐな心で自分の使命を果たすようにというメッセージが込められています。
また、この俳句には、芭蕉が自然と人間との調和を重視していることが示されています。野と馬、そして郭公という自然や動物と人間の関係が、調和と共存を象徴しています。
これは、芭蕉の俳句に多く見られる自然や季節感を表現する手法とも通じるものです。
この俳句は、短い言葉でありながら、自然や人間のあり方を考えさせる深い意味を持つものです。
【 趣味の書道ネットサークル 書道 教秀 】
「奥の細道」とは、日本の名文学の一つで、松尾芭蕉が江戸時代中期に行った旅を記した紀行文です。
この作品は、自然の美しさや人々の暮らし、そして旅の中で感じた季節の移ろいなどを、繊細で美しい言葉で描き出しています。芭蕉の独特な詩情と、その時代背景が融合した作品は、日本文学の古典として広く愛されています。
「奥の細道」を読むと、自然とともに旅をしているような感覚に陥ります。そんな芭蕉の旅の足跡を、筆で書き表現することは、まさに心を和ませる至福のひと時でしょう。
是非、松尾芭蕉の「奥の細道」に触れ、その美しい世界を筆で表現してみてください。きっと、心が豊かになり、新たな発見があることでしょう。