【 パラダイムシフト 】

土の時代(有形の世界)から風の時代(無形の世界)へのシフトの転換点に今、立っている。
土の時代は、土着・形あるもの・権威等に価値を感じた時代である。それを得ようと、必死になってきた。在庫を持ち、人を道具として扱い、人間性を無視してきたと言える。もちろん、在庫を持つので、常に固定費が大きな支出を占めている。
変わって、風の時代は、無形であり、パワフルな時代である。例えは悪いが、あの頑丈そうに見える電柱でさえもなぎ倒してしまうほどである。つまり、今までの土の時代の常識と真逆である。ある意味、ルネサンス以来の人間復興の時代に入るのかもしれない。AIが進化し、人間が阻害されると予想する意見もあるが、私は、AIの活用の仕方により、より精神的に豊かな時代の幕開けに入ると考えている。風は目に見えないので、不安な要素があるが、土着の土の時代と違い、流動性とスピードの点で、比較にならないほどの進展を遂げるだろう。
このように見ていくと、5G・6G、4K・8Kへの流れ、都市から地方への移転、大組織から少数精鋭への流れ、同一場所での作業からリモートでの作業等の変化が加速していくと思う。